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2011年5月23日月曜日

世田谷区の地図

世田谷区 情報



 昔の世田谷区の地図をみつけました。何時頃のものか不明なので少し調べてみたのですが、おそらく昭和30年代とかだと思われます(正確には不明です)。

 それは、下北沢周辺を見ていて気がついたことですが、小田急線とか井の頭線の駅名が当時と今では異なっていること。代田の何町目という区画割りも当時と今では異なっているということからです。



 上記の地図は、昭和31年に発行された地図の下北沢周辺を拡大したものです。

 地図上ですぐに気が付くのは、環七(環状七号線)が未だ整備されていないということです。このほか、井の頭線の駅は、駒場と東大前という2つの駅が別々にあります。現在は、駒場東大前という1つの駅になっています。また、新代田駅も、代田二丁目という駅名だったことが判ります。地図を見ると、代田一丁目と代田二丁目しかありません。これが細かく割振られて現在の1丁目から6丁目までなったようです。
 また、下北沢駅すぐそばには昔から幹線道路がなかったことが良く判ります。



 さらに、昭和30年代後半の航空写真に現在の駅・道路などを重ねた画像です。

 アメリカ軍が撮影していたものが基になっているようです。環七らしい道があるのですが、幅員に差異があり太い部分と細い部分があります。昭和31年の地図では全くない道も、昭和30年代後半には整備されつつあったということです。東京オリンピックの時に一気に整備されたようで、昭和40年代前半のものでは、環七が整備されているのが判ります。